先日、東進ハイスクールなどでおなじみの安河内哲也先生の英会話セミナーに出席してきました。備忘録として、セミナーのポイントを書いておきます。
スピーキングの3ルール
1. Enjoy making mistake.
間違うことを楽しむ。全て正しい英文法で話すのは不可能。間違っていても全然通じる。(時制とか、三単現の”s”とか)
2. Everyone's English is beautiful.
ネイティブじゃないから、ネイティブのように話す必要はない。英語を話す人のほとんどはネイティブじゃない。”Japanese English”で十分。自身を持って話す。
3. Speak in a loud voice.
大きな声で堂々と話す。文法が間違っていても、発音が変でも大丈夫。
#上記3ルールを実践している手本として、元MLBの川崎宗則を挙げていましたw
- ようやく日本の英語教育でもListening、Speakingが重要視されるようになり、2020年度から大学入試(現センター試験)でも、英語の試験が4技能化される。よって、10年後に入社してくる人は、全員ある程度英語が話せる。
- 英語は、国語、数学、理科、社会とは違う。体育や音楽と同じで、英語を話せるようになるためには、とにかく「話す練習(Practice)」あるのみ。
- 英会話上達のポイント
- 話す際は、常に”スマイル”で、”ジェスチャー”を交えて、”リアクション”は大きく。
- Speakingに必要なスキル:「応答」、「描写」、「主張」。
- まずは、日常生活/業務で使うモノや動作の英語表現を覚える。
- 正しい英語の学習法=「洋楽がきちんと歌えるようになること」。洋楽から、文法、単語、リエゾンを学ぶことができる。#先生と先生のお子さんも、洋楽や海外ドラマなどで英語学習したとのこと。
■Q&A
1. 幼少期の英語教育はどうすればよいの?
- 幼少期より中学校/高校での英語学習が重要。この時期の努力次第で英語力を大きく伸ばすことができる。(語学留学は、中学3年~高校2年あたりにするのがベスト)
- 小学生までは、特別な英語教育はしなくても良い。大切なことは、英語嫌いにさせないこと。洋楽、映画などを通じて、英語に触れることを楽しませること。
2. 社会人がビジネス英語を学ぶにはどうすればよいの?
- 日常生活や現在業務で使っている言葉の英単語を覚える。文法は間違っても良いが、業務で使う専門用語などはしっかり覚える必要がある。
- ビジネス英会話に必要は文法は、中学英文法+高校初級(仮定法、原形不定詞、分詞構文)。
- ビジネス英語は話題が限定的なため、習得は比較的簡単。逆に、外国人とのディナーやパーティでは、話題が多岐にわたるため、非常に難しい。
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感想としては、スピーキングの3つのルールはよく耳にしますが、日本人には特に「Enjoy making mistake.」が難しいですよね。「通じるか通じないか」ではなく、「○か×か」かの英語教育を受けてきた我々世代にとって、ミスを楽しむことは非常に難しいですよね。。(私自身、本これを克服するのが大変でした)。ただ、実体験として、これまで「文法力も発音も自分より劣るのに、自分より全然スムーズに英会話できている」非ネイティブの外国人と数多く出会ってきましたので、3つのルールは非常に納得することができました。
内容自体は既に知っているようなことでしたが、英語学習のモチベーションアップになったと思います。改めて、英語学習に力を入れていこうと思います。
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